【スキー日記 23-24】2023年12月24日 念願のシーズンイン@ブランシュたかやま【Day1】

クリスマスイブの日曜日、ようやくスキーにいけることになり、シーズンインしてきました。今年は西回り寒波が1回来ただけと寂しいシーズン序盤で木曽福島は下部のみオープンだったということで、はじめてブランシュたかやままで足を延ばしてみることにしました。
自宅から高速に乗ってびっくり、やけに車が少ないです。そのまま中央道に入っても一切渋滞どころか詰まることすらなく、ほぼずっと自分のペースで走ることができてとても快適でした。恐らく、22日から23日にかけて大雪のニュースばかりが流れていたので、元々年末休みを控え遠出する人が少なめの中ライト層が敬遠した分ガラガラになったという感じでしょうか。大雪こそスキーのチャンスでは?という感じもしますが、本州ではあるあるです。
10時半ころ滑りだすことができましたが団体が多く、ちょっとびっくりです。半額券をばらまいているせいかブランシュに集中してしまったようで、すこしガッカリしました。コースは1本しか開いておらずよけることもできないのが辛いです。

ゲレンデ コースは一本のみ

日曜なので昼から空くかなと思い、昼時のゴールデンタイムに頑張って滑り1時過ぎから休憩、2時半ころ復帰するともうそこには誰もいませんでした(笑)
11時~12時が一番混み、その後は単調に減少していくようでした。全時間帯リフト待ちこそないものの狭いコースに人が集中していた午前と比べるとすごい極端な空き様で、びっくりしてしまいました。

もう誰もいない

コースの端にはパウダーもあり、基礎厨が多いゲレンデ柄最後まで自分専用として楽しむことができました。

シーズンインのパウダー(くるぶしくらいまで)

最終まで滑って駐車場に帰るともう数台しか残っていませんでした(笑)。みんな帰るの早いですね。

駐車場 ラスト2台

帰路は鹿だらけでびっくり!岡谷インターまで行きの倍の時間がかかりました。

鹿

 

高速はガラガラ、朝のゲレンデはカオス、昼以降はガラガラで鹿とも戯れられて良い1日になりました。今季もいいシーズンになりますように!

【スキー日記 22-23】2023年3月19日 快晴なのに雪も良かった菅平【Day15】

朝目覚めると快晴でした!急いで支度をし、激混みのステージ3を避けて空いている裏ダボス側に出ます。リフトからの景色はまさに最高の日を予感させてくれます。

約束されたコンディション

ビートリフトまで行くと、圧雪天国が広がっています。雲一つなく、真っ青な空とコーデュロイバーンが絵になります。滑ってもターンの度に粉雪が舞い上がるコンディションで、何本滑っても疲れることなく、3月第3週とは思えません。菅平のクワッドリフトはどれも最高速(4m/s)で運転されていて、リフト待ちもなくガンガン滑ることができます。

快晴の中の最高速運転が気持ちいいビート4 

景色を見るため、奥ダボス側に回り山頂を目指します。高速トリプルを降りると北アルプスと向かいのパインビークが綺麗に見えました。パインビークも滑れる共通券を持ってはいたものの、車での移動が必要なのが億劫で結局滑らずじまいでした。

ダボス山頂からの絶景

ダボスの高速トリプルも最高速運転のため待ち時間は長くて2分ほど、ガンガン回せてしまいます。昼前になっても雪はほとんど緩まず、ハイシーズンのような滑りを楽しめます。

全然緩まないゲレンデ

昼ごはんを食べ、ステージ3側へ戻ってみると混雑もだいぶ緩和していました。裏太郎ゲレンデは斜面の向きが良いようで結局終日良いコンディションでした。

ステージ3の待ちも昼過ぎから短くなった

日の出ゲレンデや天狗ゲレンデにも行ってみましたが昨日のナイターのコンディションとは打って変わってシャビシャビの春雪コンディション、昨夜のパウダーエリアからはすでに大地が見えていました。

南向きの日の出ゲレンデは厳しいコンディション

結局雪質もよく駐車場から近いステージ3で回します。タイムを計測してくれるゲートチャレンジみたいなのがあったのでやってみました。

スタート台からの景色

1回100円で、このようなレシートまで出てきます。ガチレース勢も多い中のこの順位なら、まずまずかな?

記録 198人中88位(笑)

最後まで楽しい1日でした。トラベルインのマイカープラン、1泊2日3食リフト券付きで17,600円とかなりお得に楽しめたかなと思います。

リフト券

シーズン最終盤とは思えない雪質と天気に恵まれた2日間でした。それではまた。

【スキー日記22-23】2023年4月21日 アドベンチャーな4月下旬の白馬五竜&白馬47【Day16】

4月半ば頃、白馬五竜&白馬47スキー場で滑り納めをしてきました。朝、いつものようにホテルの朝食をゆっくり食べていたら完全に出遅れ、到着は9時頃となってしまいましたが、さすがに平日とあって駐車場はご覧のようにガラガラでした。

9時過ぎの駐車場 ガラガラ

雪が多いシーズンだと、とおみゲレンデまで下山できる時期ですが、2023年は3月から高温が続き、全く雪はありませんでした。でも山桜とゲレンデの緑が綺麗で、これはこれでいい景色だと思います。

桜がきれい

上に上がってみるとしっかり雪があり、LINE-E沿いのコースなら板の心配は無用でした。滑走性もよく、カービングを楽しめます。

しっかり雪がある

しかしグランプリコース側へ降りていくゲレンデは雪が少なく、メインのグランプリコースにコブ目当ての滑走者が集中していました。コブが掘れるとすぐ地面が見えてしまうので、ラインコブの位置が転々としているようでした。

アルプス第三リフトから 雪ない

薄く立ち込めていたガスが抜けてきたので、ギリギリ営業しているという47側に降りてみました。

晴れ間

R-3も滑走可能とのことで、お気に入りのR-3から降りて行こうと思った矢先こんな看板が…なんとなくイメージがついたので初心者コースに迂回します。

すごい看板

迂回したR-8 雪がありそうだが…?

まだ雪がある

迂回したR-8は日陰なこともあり雪が豊富でした。滑走性もよく、この日の最高速でターンを楽しんでいたところ、、

突然の終焉

ゴンドラ山頂駅を目前にして、急に雪が全くなくなりました(笑)
これで楽しくなってしまい、この後ここにもう一度きました(笑)
LINE-Cから見える他のコースの景色もなかなかアドベンチャーで、スキー場のやる気とそれに応えるスノーヤーのモチベーションに感服です。

モーセ十戒

ガスが抜けしばらくたつと、滑走性が悪くなってきました。コブの練習に勤しみたいところでしたが、地雷原だらけですしブッシュがないコブには列ができていました。

コブは地雷だらけ

結局LINE-Eを昼前まで回して終了です。このリフト、滑っていて楽しいだけでなく景色も良く速いので大好きです。白馬の全リフトで最も好きですし、最も乗っている自信があります(2位はとおみスカイフォー、3位はコスモフォー、4位はアルペンクワッドかな)。

LINE-Eからの絶景

ゴンドラ下山ももちろんガラガラで、最後に板を洗って終了です。
シャワーまで設置してくださり、ありがたいサービスです。

シャワーで泥を落とせる

春爛漫の白馬に初めて来てみましたが、しっかり滑れるだけでなく、突然コースが終わったり狭くなったりとアドベンチャー要素もたくさんでとても楽しい半日となりました。またぜひ来ます!

【スキー日記 22-23】2023年3月18日 菅平で大当たり【Day14】

ニセコトリップから帰宅した翌々日(笑)、菅平へ一泊二日のスキーに行きました。三月中旬にしては珍しく、いわゆる「南岸低気圧」が日本列島を通過する予報で、菅平の高い標高をもってしても雨か雪かは当日までわからない、といった感じでした。

ところがどっこい、朝起きてライブカメラを見てみると大雪!低気圧とやる気のなさによりまさかの7時出発となりましたが、菅平へ向かいます。

朝起きてライブカメラ見ると大雪

ホテルにチェックインし、駐車場を借りてホテルの予約とセットのリフト券を発行します。菅平は土日でもリフト待ちが少ないということは知っていたのですが、駐車場が少ないことまではリサーチ不足で、ホテルの予約がなければ裏太郎ファミリーの前に停められないところでした。

セットのリフト券を引き換える

裏太郎ファミリーが混んでいて危なっかしかったため、裏ダボス側に回ります。硬い下地の上にぼた雪が続々降り積もる、自分の大好きなコンディションでした。板も良く食い込んでくれますし、湿り気があるためスピードをつなぎやすいところも好きです。

湿り雪

裏太郎ファミリーは午前中大変賑わっていましたが午後からガラガラになりました。というのも、とにかく雪が降って降って、リフトに乗っている間だけでもウエアが真っ白になってしまうくらいだからでしょうか。基礎スキーヤーが多い土地柄、レッスンに向かないこのような天気では早く上がるグループが続発し空くのかな、などと考えてみました。

とにかく雪

視界も悪いためガラガラ

雪が降ろうが、最終まで滑るのが私のスタイルです。土曜なのに客がほぼいなくなったステージ3リフトを回し続けました。

結局最終まで滑る笑

夕食後、「何か」に期待し日の出ゲレンデのナイターへ。裏太郎ファミリーに近いホテルからわずか1kmほどの道のりですが、完全なホワイトアウト&凍結路で、死ぬかと思いました。そのせいかゲレンデはガラガラ、ところが天国のような大当たりコンディションが待っていました。
視界が回復し始めると、滑走者がターンする度に雪煙が高く上がります。コース脇にはパウダーがあふれており、カービング勢ばかりなので競争率は0、どれだけ滑っても食べきれません。何だ、ここは笑

神コンディション

しかも晴れた

しかも晴れてきて、ほかの滑走者が全然いないことも改めて確認できました(笑)
スプレーの上がるパウダーを同行者と満喫し、営業終了まで滑ろうとしたら…何と、21時まで営業と書いてあるのに最終乗車は20:45のようでした。いやそれを書いとけよ、という感じが菅平っぽくて嫌いです。(笑)
客が殺伐としてると、どうしてもそういう殺伐とした感じになりますよね。
翌日の晴れ予報に備え、ワクワクして眠りについたのでした。

スプレーが上がるパウダー

【スキー日記 22-23】2023年3月16日 ニセコ最終日【Day13】

ニセコトリップも最終日になりました。朝、部屋から見える羊蹄山には立派な傘雲がかかっていて、天気が崩れそうです。

すごい笠雲

朝ごはんをしっかり食べ、スキーバレーに向かいます。毎朝毎晩板とブーツを預かっていただき、とてもありがたいサービスでした。

お世話になったスキーバレー

この日は強風でヒラフのキング第3、花園第3はともに運休、アンヌプリのジャンボ第4も運休でした。自動的にニセコゴンドラ回しとなります(動いてくれてよかった)。一本目、山頂に向かうと、小雨ながら視程はよく、上記リフトたちが搬器すらでていないことがしっかり見えました(結局午後2時ごろから運行したようです)。

朝イチの視界は良かった

放射冷却もなかったため、雪質は期待できません。シャバシャバの春雪を快走して2本目に突入します。コース途中から雨が降り出したため家族はゴンドラ1本、最後にコミュニティーチェアに乗ったところ小雨が降ってきて終了。これが大正解でした。
2本目のゴンドラ乗車中から突然大雨が降り出し、森林限界付近からはぼた雪に。雪だけでなくガスも加わり、ゴンドラ山頂駅から中腹付近までは5メートル先も見えないような状況に一変していました。

2本目から大雪に

風も出てきて減速運転に

雨になった

山頂〜森のチェア降り場まで視界はこんな感じ

ニセコで今日から滑ります!というような方たちにはかなりしんどそうでした(山頂→中腹間で2,3回追い抜いたグループもいた)が、昨日までの「キング第三で回して、連絡を受けたら爆速で下山」のルーティンで得た土地勘が活きて結局ガンガン滑ってしまいました。

帰る準備とウエアの乾燥のため、12時であがるまで実に8回もゴンドラに乗ることができました。この日は減速運転で、普段なら10分で山頂のところが25分ほどかかっていたので、上出来ではないでしょうか。

中腹〜山麓は視界もあって板走るし楽しい

帰りのバスはガラガラで、結構快適でした。ニセコのトリップは全体的にみてとても充実した楽しいものになりました。また来ます!

帰る頃には晴れ間も

【スキー日記22-23】2023年3月15日 ラストパウダー!?な1日【Day12】

ニセコ3日目の朝も羊蹄山と共に朝食です。名物のクレープ(皿中央)が美味しいです。よりどりみどりで沢山食べた後は、アフォガード作ったりと大満喫です。6時半の開店と共に入ったはずが、早くしないともう8時です笑

名物のクレープと羊蹄山

急いで準備し、ニセコゴンドラに飛び乗ります。昨日、キング第3からヒルトンまではリフトに乗らず戻れることが分かったので、キング第3で回します。

 

またまた最高なコンディション

母から「今から部屋を出るよ」と連絡を受け、爆速でビレッジを下山し合流。メッセージを受け取ったリフトの中間地点からちょうど10分くらいでした。スキーは速いですね。

ビレッジの山頂から

合流したらビレッジの山頂経由で花園へ。花園は雪質が良く、空いているのでいつもお気に入りです。キング第3がクワッド化したことでアクセスも良くなりました。

花園第2クワッド乗り場付近

結局1番楽しい花3沿いの羊蹄サンセット

花3からの景色

結局10時過ぎから2時半までほぼずっと花園をグルグルと回し、ゴンドラ下山します。いつも列ができるほど混んでいる、キング第4がたまたまガラガラだったので、乗ってみました。

日本最古級のリフトと最新鋭•最速のリフトが並走していて面白かったです。

シングルリフトと超最新型リフトが並走する、世界でも珍しいであろう眺め

キング第4からのトラバースは、全く歩く必要がなく楽でした。ただ横風が強く、非圧雪エリアが広い上目印が何もないので、晴天時以外はおすすめできません。

ゴンドラ下山

ビレッジを少し探検します。ビレッジエクスプレスは、一応ゴンドラと6人乗りリフトのコンビリフトですが、6人乗りチェアの乗り場は使われた気配も、そして今後使う気もなさそうでした。

チェアリフトの乗り場はやる気なし

ビレッジエクスプレスからの景色

ビレッジのお客さんはほとんどが最下部のコミュニティチェアを中心に滑っているようでした。昨日のヒラフナイターほどではないですが、空き搬器があまりないくらいには混んでいました。

バンザイチェア側は誰もいない

まずまずの混雑

バスでアンヌプリ

せっかくなので、アンヌプリにきてみました。アクセスできるホテルが1番少ないからなのか、ガラガラでした。クワッドですが3m/s運行なのとコースがイマイチなのも影響しているかもしれません。

いい記念になりましたが、これならビレッジのバンザイチェアの方が楽しい、そんな感じです。

アンヌプリのナイターは薄暗くて閑散としている

最も東側に位置するため、サンセットが美しい

だんだん真っ暗に

19時 もうほぼ誰もいない

とは言いつつも結局最終のニセコユナイテッドのバスまで滑ってしまいました。ホテルのロビーで今日の分のウェルカムドリンクをいただき、部屋で軽くつまんで爆睡です。

明日はいよいよ最終日。最後まで楽しむぞ!

ホテルに帰ってビール

ロビー おやすみなさい

【スキー日記22-23】2023年3月14日 最新型リフトと日本最古のリフトが共存するニセコ 【DAY11】

朝起きると、羊蹄山がくっきり見えました。眠い目を擦りながら支度をして、朝食に向かいます。

朝の羊蹄山

朝食はビュッフェ形式なので、早めの時間に行って混雑を避けます。メニューは和洋折衷で、名物のクレープも美味しかったです。

朝ご飯 もちろん羊蹄山を眺めながら

7:45頃、レストランを後にしましたが列ができていました。やはり早めに来て大正解のようでした。

リフトは8時から、用意をして早速出かけます。昨日は強風と雨で運休だったニセコゴンドラも最高速で運転していてテンションが上がります。

ゴンドラ発進!

ニセコビレッジはそもそもそんなに混まないため基本的に相乗り、相席とは無縁です。たまに列ができることがあるゴンドラも、相乗りしたくない旨を伝えると貸し切れるようでした。

 

ニセコゴンドラの最大の特徴はその標高差です。ヒルトンがある山麓から、森林限界を突破して1000m台地まで一発で乗せて行ってくれます。乗っていても、もの凄い勢いで標高が高くなっていくのを感じられます。

ぐんぐん急登する

あっという間に森林限界

まだ部屋で休んでいる母と合流したいため、とりあえずゴンドラを回します。ゴンドラ回し、マップ上は中級コースになっていますがかなり急で迂回コースも幅が狭いため、少しテクニカルです。

標高差が大きいため雪質変化もダイナミックで、注意が必要です。

ヒルトンに降りてきた

ゴンドラに乗り、ほぼ直滑降でガラガラのビレッジを2回り疾走したところで母と合流できました。

1番搬器

ニセコゴンドラからワンダーランドチェアを乗り継ぎ、アンヌプリ側へ向かっていると突然雪が。かなり積もる降り方で、降ったのは短時間でしたがさらにゲレンデが良くなりました。

さっきまで晴れてたのに、突然吹雪に

吹雪が治らないので、晴れてそうなヒラフに向かいます。

結局ヒラフ、HANAZONOともガスっていたため、逃げるようにHANAZONOへ降りてきました。新設ゴンドラのコースがかなり賑わっていたのが意外でした。

花園の新設ゴンドラ

花園ベースのレストランも新しくなっており、100%近く外国からのゲストで占領されてました。同じ異国情緒がすごいヒルトンとは違い、混んでいてのんびりできません。結局上部へと戻るのでした。

花園のレストラン

花園の山麓のリフトは、ついこの間まで日本ケーブルのよくあるフード付きクワッドでしたが、それが超最新式の6人乗りにリプレースされていました。座ってびっくり、ソファのような快適さです。

イスがすごい

石打丸山スキー場にあった同じフード付き6人乗りリフトは、メーカーが違いますが、構造や座り心地に差異はあまりありませんでした。バブルの頃にできたリフトはメーカーによって多種多様な形•座り心地です。世界的にはそこからの30年で技術が進化して「リフト」という乗り物自体がだいぶ完成しつつあるのかな、とも思ってしまいました。

 

ヒラフに戻るとガスも抜けていたので、こちらもリプレースされて国内最速リフトになったキング第3クワッドを回します。

しかしこのキング第3クワッドは本当に便利なところにあり、リフトを降りて左に出るとエース第3ペア沿いのコースからセンターフォーの降り場を掠めてまたキング第3へ、降りて右に出ると花園やキング側•ホリデー側にも抜けられます。

グラン•ヒラフ キング第3クワッド
写真に写っている線下•サイドのツリーも全て滑走可

線下にはツリーランもあり、リフト1本とは思えないほどのバラエティに飛んだほぼ無限に近いライン数が取れます。下の写真のいつもの温度計も、キング第3回しをしているといつでもアクセスできます。

いつものアレ

キング第3からキング第4(シングル!)へ乗り継ぎ、アンヌプリまでトラバースします。ちなみに、キング第3からトラバースできる限界はニセコゴンドラとワンダーランドチェアです。遭難があったようで、道警のヘリがアンヌプリをウロウロしていました。

道警のヘリ

キング第3クワッドが高速トリプルだった時代は、速度も遅く3人しか乗れなかったため常に混んでいて、そのためアンヌプリのジャンボ第4ペアに避難していました。しかしリプレースし高速化・4人乗り化したことでキング第3の混雑が減った今となっては、ジャンボ第4の良さが薄れてしまいました。

アンヌプリからはキング第3の乗り場まで一発で戻れるので、すぐ戻ってしまいました。戻ると既に3時前になっており、そろそろ下山します。母をニセコゴンドラ山頂駅までガイドし、ヒラフナイターまでヒラフを探検します。

ヒラフゴンドラ 日本最速(6m\s)

グランヒラフにあるヒラフゴンドラは、愛・地球博の「キッコロゴンドラ」を転用したもので、日本最速の6m/sで運行できます。営業終了間際に乗り込むと、途中から更に速くなり、降り場ではでひっくり返りそうになるほど減速幅での急ブレーキで、まるでアトラクションでした。

すごい傾き

減速し終わるとちゃんと真っ直ぐになる

ヒラフゴンドラが終わってしまったので、温泉街を疾走するエースファミリークワッド方面へ降ります。かつてはこのリフト、安策の遅いペアでしたが、日本ケーブルの最新型クワッドにかけ変わりました。シーズン頭には12月末から2月いっぱいまでのみナイター営業が予定されていましたが、コロナ禍の影響が予想より小さかったからか、著者訪問時にもナイター運行していました。

エースファミリー 直滑降が気持ちいい

エースファミリーをひたすら直滑降しまくった後、センターフォーに乗り込みます。このリフト、日本最古のクワッド(1985年運転開始)として有名ですが、ついに架け替えが発表されました。24年冬に10人乗り最新型ゴンドラにリプレースされるそうです。

センターフォー この景色もあと2年で見納めか

山頂についてびっくり、なんと気温が氷点下を下回っていました。しっかり防寒していても、日差しがないナイターは底冷えしがちですが、マイナス1桁台の気温が1番寒く感じられる気がします。

昼間シャバシャバになったゲレンデは再度固まり、めちゃくちゃ滑りにくいコンディションでしたが、それでも大変多くの滑走者がいました。さすがは1番人気のあるグランヒラフです。

気温は氷点下に 昼間緩んだゲレンデはガチガチ

街の明かりと、羊蹄山と、ゲレンデを煌々と照らすナトリウムランプ。なんとも幻想的な空間が広がっています。グランヒラフのナイターはニセコ全山でも最高の景色•ロケーションだと思います。

街の夜景が美しい

そろそろヒルトンに戻ろうと思います。移動にはシャトルバス「ニセコユナイテッドシャトル」を使いました。

シャトルバスの運行状況はGoogle mapsからも見れる

ハイシーズンや昼間など、多くの人が乗る時はそうではないと思うのですが、3月半ばの平日のナイター便は流石にガラガラで、アプリの運行状況画面が無ければ不安で不安で仕方なかったと思います。

ユナイテッドシャトル 乗り場位置が少しわかりにくく不安を煽られる

ヒラフウェルカムセンターでの乗り降りは結局自分だけでした。真っ暗な中、バスに揺られること20分、ビレッジに帰ってきました。

当日の全山券があれば乗り降り自由

 

 

まだナイター営業時間内なので、「ビレッジスキーセンター」で降車してバンザイチェアに乗ります。ビレッジのナイターは、コミュニティチェアとバンザイチェアの2機の運行ですが、中級者以上の方にはバンザイチェアがオススメです。リフトの距離に対して長く滑ることができるほか、斜度も緩すぎずキツすぎないため、楽しめます。

バンザイチェア 照明は無い笑

バンザイチェアのナイターは、ヒラフのような長距離コースや眺望こそありませんが、なんといってもほぼ貸切状態なのがとても良いです。結局19時の最終まで回してしまいました。誰もいなすぎて、まさに自然の畏怖を感じながら滑ることができますよ。

さあヒルトンへ帰ろう

ホテル真正面のコースは、もう誰もいませんでした。超緩斜面なので、昼間はビギナーの方で賑わいますが、ナイターまで練習する人はいないようです。

もう誰もいない

ディナーの後には、なんとサプライズケーキが!朝から晩まで、大満喫の1日でした♪

サプライズケーキ