【スキー日記22-23】2023年3月13日 ヒルトンニセコビレッジ滞在 ニセコスキートリップ【Day10】

ニセコでスキーを大満喫!

3月の平日、母とニセコにスキーへ行ってきました。朝5時に家を出て、空港へ。青組の我が家は千歳には大抵ANAで行きますが、今回はいい時間の便がないため仕方なくpeachで予約しました。千歳は雨と風で着陸が難しいようで、利用するフライトは条件付き運航となっていました。

まさかの条件付き運航

しかしピーチ、サービスも悪く機材も古く客層も良くないので、もう使うことはない…という印象でした。これからはピーチに乗るくらいなら前泊します(笑)

横風に煽られながらも何とか空港についてビックリ、羽田からの同じような時間のフライトは羽田に引き返していました。まさに紙一重、引き返した機内にも同じようにニセコなどのスキーリゾートへ向かうお客さんもいただろうと思うと少し気の毒です。

羽田に引き返したANA便

コンビニで食料を少し買って、バスに乗り込みました。ニセコ全山の8時間券と片道のバスで8,800円ととてもオトクなプランでした。乗車率は半分くらい、それでも空席はほぼなく、ギリギリ相席が発生しない程度でした。

 

ガスの中を進む

トイレ休憩に立ち寄ったきのこ王国は、雪解けが進む一方駐車場はカチコチのミラーバーンでした。観光客のような人たちが続々と転んでしまっていて、すこし危なかったです。

泥をまたぐ仮設の橋 地面は泥か氷かのダイハードコンディション

バス 立派

ルスツで半分近いお客さんが降車し、そこからは「道の駅 ニセコビュープラザ」「ニセコノーザンリゾート アンヌプリ」と停車して、ようやく目的地のヒルトンニセコビレッジに到着です。定刻より15分早く着きましたが、時刻にして13時過ぎ。なんと自宅から8時間以上もかかっています。

やっとついた

月曜日に着いたのですが、前の日曜日の晩が満室だったためアーリーチェックインはできませんでした。仕方なくロビーで時間をつぶします。

ロビー

この日は雨で、また部屋の準備が遅れていたこともあり、到着客とスキー場の雨宿り客がロビーに集中しプチカオス状態でした。ベルデスクやコンシェルジュも人手が足らず首が回っていないようで、あちこちから悲喜こもごもの外国語が聞こえます。そんな中ロビーのテレビから流れる国会中継は少しシュールでした。

外国人が8割なのにロビーでは国会中継(笑)

フロントには朝食の込み具合を教えてくれる注意書きがありました。やはり朝早い時間の方が空いているようです。明日は朝イチに行ってみようかな。


朝食会場の混雑具合

2時半ころ、部屋が空くのを待ちきれずに板やブーツの準備をしていると、やっとお部屋の準備ができました。ベッドにはこんな素敵なタオルアートが。

タオルアート
さあ滑るぞ!

ちょうど雨も上がったので、3時半とだいぶ遅めですがゲレンデに繰り出します。この日はゴンドラが動いておらず森のチェアが替わりに運行されていました。

森のチェア 普段は乗れないレアリフト

雨あがりの雪は、よく走ってとても気持ちがよかったです。森のチェアは上部の急斜面にもアクセスできる痒い所に手が届くリフトで、普段運航してもいいレベルで効率よく滑れます。1kmの固定循環リフトですが、足置きもあり速度もまずまずなので、そこまで苦痛ではありません。リフト乗車が8分、滑走が1分の9分ペースで回せます。

森のチェアで「だべさ」を滑る


ニセコビレッジの下部ゲレンデは緩斜面で、のんびりしているだけでなく、ゴンドラが3本も走っていたりと見どころ沢山なのに加えコースが迷路のようにつながっていて、誰でも楽しめると思います。森のチェアからはビレッジエクスプレスとアッパービレッジゴンドラ両方の山頂駅を左右に眺めることができて、面白いです。

ビレッジエクスプレス 山頂駅

アッパービレッジゴンドラ 山頂駅

さすがに雨上がりで羊蹄山はよく見えませんでした。森のチェアは4時で終了のため、ナイター営業しているバンザイチェアに乗り込みます。すると道中でこんな看板をみつけました。

面白い看板 皆ちゃんと読むようでこの先のコースはガラガラに

なんと、このコースは「ザ・リッツカールトン」に泊まっている人でないと滑らない方が良い、という旨のことが書いてありました。いやいやそんなことないだろ、滑ってヒルトンに帰れるやろ、と思って滑り込んでみます(笑)。

そのコース 橋があっておもしろい

このエリアはもともとコースではなく、リッツの開業に合わせて新規にオープンしたエリアのため、他のコースと違ってだだっ広かったです。降りていくと予想通りヒルトンからビレッジの飲食店街を挟んだ反対側にでました。
そしてもちろん、そのまま滑ってヒルトンに帰れました(笑)。ただビレッジからヒルトンに至る帰路が少し分かりにくいのとスケーティングの技術を要するため、あの看板は初心者の方も多いニセコビレッジエリアならではの配慮といった感じでしょうか。

ビレッジエリア

ヒルトンのレストランを横目に水平移動し無事帰還

せっかくなので、どんなお店があるか少しビレッジを探検です。超リゾート価格なのかと思いましたが、セイコーマートのサンドイッチやお土産などをほぼ定価で売っているミニコンビニみたいなお店もあり、普通に便利そうでした。

ニコンビニの品ぞろえ

飲食店もあるようで、ホテルのごはんに飽きたときにはいいかもですね。

焼き肉屋のメニュー


ビレッジの探検を終え、またバンザイチェアに乗って夕方のゲレンデを楽しみます。

バンザイチェアで回せる中斜面

この日は出だしが遅かったため珍しく回数券2セット(1900円×2=3800円)で滑りました。そのため一本一本いつもより味わって、ありがたく滑ります。

 

照明は17時に点灯

またリッツ専用コースにきてしまった

回数券なので8本しか乗れませんでしたが、それでも原生林を駆け巡るように入り組んだコースを一通り滑り、大満足で初日終了です。明日は羊蹄山を見ながらたくさん滑りたいな。

部屋からの羊蹄山
美味しい夕飯と誕生日ケーキ

スキー場から乾燥室(スキーバレー)までは徒歩0秒、自動ドアを開けるとすぐ板とブーツを預かってもらえます。部屋で待っていた母にビレッジのコースの楽しさを熱弁しながら、予約していた夕食レストラン「̪シサム」へ向かいます。

ビール おいしい

天心のセットと刺身セットを注文、2人でおなか一杯になるほどの量でした。食べ終わってのんびりいていると、どこからともなく♪ハッピバースデートゥーユー…と歌声が。レストランのお兄さんたちが母のバースデーケーキを持ってきてくれました。
美味しいケーキに舌鼓を打ち、売店でデザートにニセコミルク工房のアイスを買って初日は終了です。

ミルク工房のアイス おいしい

明日は今日と打って変わって超いい天気の予報、楽しみです♪

 

【スキー日記22-23】2023年2月28日 春爛漫の高鷲スノーパーク&ダイナランド【Day 9】

高鷲ダイナで春スキー

奥美濃トリップ2日目は高鷲ダイナに行ってきました。宿泊先の「フェアフィールド バイ マリオット 岐阜郡上」は、大和の道の駅(古今伝授の里やまと)に併設されていて便利でした。朝は白鳥インターから高速に乗って30分ほどでダイナランドに到着しました。

昨日とほぼ同じ天気

ダイナの到着は9時半過ぎでしたがまだ立駐には空きがありました。いい天気ですがそこまで混んではいなさそうです。

今日も超いい天気

ダイナ側はすでにだいぶシャビシャビになっていたため、雪質のよい高鷲へ向かいました。そこで初めて気が付いたのですが、なんとチャンピオンクワッドの搬器が動いておらず、宙づり…今日は整備のため運休だそうです涙

仕方なくダイヤモンドクワッド側に降りると、いつもより更に混んでいるくらいの混雑でガッカリしてしまいました。

ダイヤモンドクワッド さすがにこんなに毎回待てない

ダイヤモンドクワッドはリフトからの景色が素晴らしく、人気なのもうなずけますよね。

ダイヤモンドクワッドからダイナ側を望む

ダイナミックコースやスーパーコースは雪質がかなりよかったためチャンピオンクワッドでガンガン回したかったのですがそれも叶わず、山頂で写真を撮ったらまたダイナへ戻ることにしました。

北アルプスも全部見える

ダイナに戻ったあとは、ひたすらキャメルバーンとモーグルコース、そして時々スカイラインBコースを回していました。(リフト待ちが皆無で夢中になっていたため、写真を取り忘れました笑)

夕方3時過ぎ、高鷲スノーパークに怖いもの見たさで行ってみると、ダイヤモンドクワッドの混雑もだいぶ和らいでいたため、ダイナミックコース上部をひたすらループしました。ダイヤモンドコースはまだまだ賑わっていました。

ダイヤモンドコース もう4時前だが滑走者は多い

ダイナランドへ帰る ダイナ側は誰もいない

高鷲スノーパークの上部は雪質がよかったですが、ダイナは朝10時からすでに全域でシャビシャビでした。この時期は日当たりが雪質を大きく左右するなと感じた春の奥美濃トリップでした。

ダイナランドはモーグルやパーク、キャメルバーンがとても充実していて楽しめるため、雪質がシャビシャビになりやすいことを逆手にとっているのかなとも思います。

2日間ともお天気が良く、とても楽しいスキートリップでした。それではまた。

 

【スキー日記22-23】2023年2月27日 "超"快晴のホワイトピアたかす【Day8】

またまた最高のコンディションの1日

約20年ぶりにホワイトピアたかすへ行ってきました。かなり前からスケジュールは確定していましたが、さらに天気もよさそうで行く前からワクワクでした。

ド快晴の予報



到着すると、駐車場から綺麗に高鷲スノーパーク(右)とダイナランド(左)が見えました。こう見ると立派です。

高鷲スノーパークとダイナランド

今日は、なんと更に運のいいことに懸賞でホワイトピアたかすのリフト招待券に当選していたのです!

当日、窓口で聞いてみると、「500円で鷲ヶ岳との共通券にアップグレードできます」とのこと。迷わずアップグレードしました。

招待券は鷲ヶ岳との共通券にアップグレードできる

ホワイトピアたかすと鷲ヶ岳は山頂で接続、というかほぼ隣接しているのに経営が別のため、数年前まで共通券はありませんでした。しかし共通券で往来可能となり、魅力が大幅に増したように思います。

ホワイトピアたかす側から見た鷲ヶ岳の山頂リフト

パンフレットや看板にはホワイトピアたかすから鷲ヶ岳へ向かう際は「ブラボークワッド」でアクセスするようアナウンスがありましたが、それだと高さ5mほどの上り坂を歩く必要があります。「アルファークワッド」を使うと滑って鷲ヶ岳の山頂に来れるので、その方が楽でオススメです。なお、鷲ヶ岳側からはブラボークワッド山頂まで滑って降りられます。

鷲ヶ岳の山頂から見たブラボークワッド ちょっと下に位置している

写真のように、この日は本当に雲が一つもない”超”快晴で、本当に気持ちが良かったです。朝の冷え込みもベースで-3度まで冷えため、今シーズン何度目かのカービング祭りでした。しかし毎回毎回、本当に天気に恵まれています。ありがたいことです。

超いい天気

鷲ヶ岳に移動し、山頂のリフト(オーロラ第3クワッド)をグルグル回していました。ホワイトピアと違い4m/s(たぶん)で運行されているだけでなく、とても空いていて快適でした。

鷲ヶ岳 オーロラ第3クワッド沿いのコース

さらに緩斜面には1レーンコブがあり、急斜面でカービングをしてからコブを楽しむこともできました。

緩斜面のコブ 日陰で硬いがピッチが広く入りやすい

このコース沿いには別荘街があり、リフトからよく見えました。スキー場まで徒歩で行けるのがウリのようですが、あまり人の気配がなかったです。

別荘街

鷲ヶ岳のベースに降りてみると、とてもにぎわっていました。リフト待ちもあり、ゲレンデも混んでいたため1本ですぐにまたオーロラ第3に戻りました。

山麓のリフト(レインボー第2クワッド) 混んでる

リフト降り場にはこんな看板もあり、いかにも奥美濃にきたなあという感じです。

面白い看板 肝心の内容はあまり守られていなかった

山頂は雪もよく空いていて最高、木曽福島を彷彿とさせる様相でした。しかし、たまにバスツアーで来たような初心者が急斜面を滑れず、歩いたりシリセードで降りている様子が目に入り、ここは奥美濃だと痛感させられました。

一方の山頂(オーロラ第3) 飛び乗り状態

しかしこのリフト、クローズが16:00とかなり早めなので乗り過ごしには注意が必要です。

鷲ヶ岳の山頂は奥美濃随一にクローズが早い

晴れていて気温がグングン上がり、鷲ヶ岳側はお昼にはシャビシャビになってしまいました。尾根づたいのコースからオーロラ第3に降りる斜面(マジカルコース)は唯一ガリガリでしたが、逆に陰っていて楽しくないので、ホワイトピアに戻りました。

最後までガリガリだったマジカルコース

ホワイトピアは比較的緩まないようで、ベースの緩斜面以外は終日雪煙が舞うコンディションでした。ベースの緩斜面の混雑も次第にやわらいだため、午後はホワイトピアでブラボークワッドやアルファークワッドをグルグルと回しました。

 

アルファークワッドから 雪質良い

先ほども書いた通り、アルファークワッドの方が山頂の標高が高いため、アルファークワッドに乗れば全コース滑れます。一方、ブラボークワッドからはセンターコースなどの初心者コースにアクセスできないため、ほぼ空転状態でした。

ブラボークワッドから ガラガラ

雪質もどんどん良くなり、コースもどんどん空いていって快適でした。結局ブラボークワッドを最終乗車まで滑り、この日は終了です。ホワイトピアは西にむいているため夕日がきれいに見えるのも、木曽福島に似ています(笑)

夕焼けの高鷲ダイナ

なんと今回は明日もあります!明日も今日と全く同じ超快晴予報で、楽しみです♪

 

【スキー日記22-23】2023年2月22日 最高のコンディション!再びホームの木曽福島スキー場【Day 7】

「きそふくデー」の木曽福島スキー場

スノーヤーあるあるですが、毎日のように天気予報を見ています。2月22日は今シーズン最後くらいの当たり日では?と思い木曽福島にいってきました。水曜日は年齢/性別に関係なく大変割安のうえ絶好のコンディションということで、車は多めでした。といっても第4が半分くらい埋まる程度でした。台数にして150台くらいかな?

水曜日はお得

さすがに以前の記事で紹介したイオンカードの優待(500円引き)とは併用できないようでした(当然か笑)。skimania.hatenablog.com

HPにこれと料金表セットでそのまま載せてほしいくらい見やすい

 

最高の天気&コンディション!

朝-10度以下まで冷えたというスキーセンターでは歩くたびに「きゅっきゅっ」と鳴る最高の雪質で、上部ゲレンデはそれより更によい軽くてエッジが噛みやすいコンディション、まさに勘違いバーンでした!
前回見られなかった乗鞍・御嶽・白山もすべて見え、景色も最高…いうことなしでした。

乗鞍岳北アルプスの山々(とAのコブ)

御嶽山もくっきり

水曜日は割安のため平日ではもっとも賑わいますが、その分クワッドは全搬器出動!毎回飛び乗りできますよ♪

この日最大のリフト待ち(2搬器分、12秒)

賑わっているといってもさすがに平日、お昼時のボーナスタイムはほぼプライベートゲレンデです。

シークレットA,Bにはコブもあり、整地で噛み噛みのカービングを決めることも、ピッチが大きく入りやすいコブを楽しむこともできるまさに天国のようなコンディションでした。

お昼のボーナスタイム

あまりに滑走充実度が高く、ほとんど写真も撮らずに滑っているともう今度は夕方のボーナスタイムになってしまいました。3月が足音を響かせて近づいている中、ボーナスタイムの夕日がまぶしかったです。

ボーナスタイム クワッドは朝イチから最終まで最高速運転

誘導ロープを支えるポールの上にコップが 

雪は最後までほぼ緩みませんでしたが、やはりこの時期はもう日差しが強く、シークレットCの入口斜面や山頂ゲレンデなど日当たりの良いコースはどうしてもシャビシャビになってしまいます。今日はその他の多くのコースが終日勘違いバーンだったため、それも大して問題ではありませんが。

営業終了 クワッドが収納されていく
おまけ

帰りの道中、薄暮から漆黒へと染まり始める国道19号で、細い月のほかに明るい星を2つ見つけました。調べてみるとなんと木星と金星だそうです!
市街地の明かりが多くなるにつれもやけてはしまいましたが、とても綺麗でした。

上から木星、金星、月

今日は今シーズン1といってもいいほどの天気とコンディションだったように思います。クワッドが全搬器出動し最高速で運転されているとストレスも少なくていいですよね。それではまた。

【スキー日記22-23】2023年2月20日テクニカル・クラウン検定日の木曽福島スキー場【Day6】

テククラ検定日の木曽福島

2月ももうあと1週間というタイミングで、ハイシーズンのうちにと木曽福島スキー場に行ってきました。 前日の大雨の影響か、道中の中央道と国道19号は一部ガスが出ていて、幾度となく見た景色がいつもとは少し違って見えました。

国道19号弥栄橋付近 ガスっていた
到着は早めの9時ごろでした。テクニカル・クラウンプライズの検定開催日ということで混雑は覚悟していました。しかし予想とは逆に受験される方がほとんどのようで、他のお客さんは割と少なめでした。なんと第2駐車場の壁際に広々置くことができました。 テククラ開催日は流石にクワッド全搬器出動だろうと期待した通りで、1日中常に飛び乗り状態でした。同じ入り数でも、クワッドを間引いていると若干待ちが生じてしまいますが、全搬器出ていれば平日なら朝イチから終了まで常に飛び乗り状態で効率よく回せます。
テククラ検定 皆さんいつも通り滑れますように
前日の雨の影響で有料の「チャレンジポール」はお休みで更にチャレンジコースが一般開放されていました。筆者はポールはやらないため、チャレンジコースを滑るのは実に数年ぶりなんじゃないかというレベルでした。 チャレンジコースの魅力は何と言っても出だしの崖のような落とし込みと木々を駆け抜ける疾走感ですが、雨上がりでいつにもましてビシッとしていたバーンはまさにその通りの体験をさせてくれました。雨の翌日でカリカリではと心配しましたがそれほどではなく、3月など昼間暖かい日の朝イチの方がよほど硬いくらいでした。
シークレットCと、珍しく一般開放のチャレンジ
午後になってテククラ検定バーンのシークレットBが開放されたため、早速行ってみました。普段よりコブが長く、夜部隊の圧雪整備もいつも以上に丁寧にされていて、何回も回してしまいました。硬すぎず深すぎないコブと、緩んでいない整地バーンの大回りをノンストップで楽しめるなかなかのコンディションでした。
シークレットB いつもよりコブが長くて楽しい!
ガンガン滑り続けていると気づいたら3時半、例によって貸切状態のボーナスタイムです。1日を通して、昼間もあまり緩むことはなく、かといって硬すぎないカービングには最適なコンディションでした。
ボーナスタイム みんなどこへ行ってしまったの
クワッドを最終乗車まで回すと、日が長くなったことをひしひしと実感しますね。(HPには詳細が載っていませんが、木曽福島スキー場の第2クワッドは16時20分営業終了です。)
4時半とは思えない明るさ もうすぐ春
帰り際、駐車場で片付けをしていると上空から物凄い轟音が。フライトレーダーで調べてみるとキャセイパシフィック航空ボーイング777でした。木曽福島スキー場の上空、高度1万メートル付近は重要な航空航路です。そのため、よく千歳や青森と中部や伊丹を結ぶ国内線の飛行機は目にしますが、大型の国際線旅客機を見たのはコロナ前ぶりかもしれません。
明るいと飛行機も良く見える キャセイの777

意外に穴場?なテククラ検定日でした。日の長さと大型国際線機材に、「春」を感じてしまう、そんな1日となりました。 それではまた。

【スキー日記22-23】2023年2月6日 新幹線で石打丸山【Day5】

新幹線日帰りパックで石打丸山

忙しかった仕事がひと段落し、新幹線日帰りプランで石打丸山スキー場に行ってきました。びゅうトラベルの往復新幹線とリフト券コミコミプランで9100円と大変安く行けるほか、レンタルはONI割で2350円だったため合計で1万円強で済みました。5時台に家を出て、上越新幹線の始発に乗り込みます。

切符 自由席は好きな時間に乗れて便利

大学生の春休みに入り、越後湯沢駅は始発到着後の7時半前の時点で既に大変賑わっていました。7:40発のバスがある石打丸山のバス停はもちろん、隣の神立行きのバス停にも長蛇の列ができていました。神立行きバスの始発は8時すぎなので、30分以上氷点下で立って待つようです。さすがハイシーズンですね。
7:35分ごろ、"ISHIUCHI"と大きなロゴの入った最新のマイクロバスが到着しましたが乗り切らず、危険を感じるほどすし詰めでした。そこで運転手さんの「次のバスは五分もしないうちに来る」というセリフを信じ、みすみす最前列の1人席を捨て見送りました。

運転手さんの仰る通りに来た2台目のバス 3人しか乗っていなかった

するとその通りすぐ2台目が来てくれて、しかもほぼ誰も乗らずに出発してくれました。毎朝7:40の便は2台体制だと2台目の運転手さんが教えてくれました。ガラガラのバスは国道17号を快走しあっという間にハツカ石口に到着、誰も乗り降りせずそのまま中央口には7:59ごろ到着です。あと30分で営業開始というのに車はあまり止まっておらず、お客さんの出足は遅いようです。

8:00ころの中央口 これだけしか車がいない

レンタル、リフト券ともQRコード引き換えだったためハラハラしましたが想定以上にスムーズに交換できました。唯一想定外だったのは窓口やレンタルの営業開始が8:15だったことでしょうか。思いのほか殺伐としていなかったからよかったですが、平日はいつものんびりなのでしょうか?

最高のゲレンデ・ファーストトラック!

支度をしていると、ガチそうなスキーヤーの方がやけに多いことに気が付きました。なんと今日はテククラ・1,2級の検定日だそうです💦
案の定始発前からサンライズエクスプレスは行列、営業開始してから列が消滅するまで5分ほど待ちました。

始発前のサンライズエクスプレス待ち ほとんどが検定受験者

セーフティバーは自動で降りてきて、更にロックまでされる


続々上がってくるガチ勢と新幹線勢を避けるため、ひとまず観光口を回します。ガリガリではあるものの、どのコースもファーストトラックでとても気持ちよかったです!!
スキーヤーズライト(観光口の場合はリフトから遠い側)が検定斜面のようで、ガチ勢の方はそちらを回していたため、リフト側の斜面はいつまでも貸切でした。

観光第1EXP沿いのコース、ガリガリだがファーストトラック&貸切状態

しばらくすると9時になり、観光第3EXPが営業開始したので上に向かいました。観光口のガリガリと違い、ターンの度に粉雪が舞い上がる極上のコンディション、眼下には魚沼平野の大パノラマと絶好の条件でした!!
しかしなぜかガラガラでバーンはほぼ貸切、またまたファーストトラックいただいちゃいました(笑)

極上のファーストトラック

このコース、圧雪の幅がちょうど自分の好きなターンピッチだったため延々とフルカービングで回していましたが、リフトもコースも短いためすぐに飽きてきてしまいました。

自分のトラックばかり 

このあたりで、山頂に向かってみます。山頂も雪がよく、とても気持ちよかったです!!この山頂EXPとサンライズエクスプレスのみ4 m/s運転のようで、効率よく滑ることができますがその分ゲレンデの滑走者は多く、昼前には大事故も起きていたようです。時刻にして10時前、人が増えてきたあたりでライブカメラに映り込むという目標を達成し、ハツカ石側へ降りてみます。

ライブカメラに脚を映り込ませる(笑)


ハツカ石側は山頂・中央口エリアと一転してのんびりした雰囲気で、カービングするガチ勢などほぼいない雰囲気でした。皆さんリゾートマンションに滞在されているようでした。

ハツカ石最下部 初心者が多く、ほのぼのムード


石打丸山、クワッドが多く確かに輸送力はあるのですが、やはりリフト1本が短く、どうしても効率が悪くなってしまいます。そこで私が発見したのが、中央高速回しです。これにより観光第3EXP一本分のコース(4通り)とハツカ石バイパス、リフト直前の斜面と長く滑走距離を稼げるだけでなく、更に混雑も回避できます。滑走充実度を求める方には本当にオススメです。

矢印のルートで回していた。第三EXP沿いはバラエティも有り飽きない

観光第3は2分ほどの待ちができていた。これに待つ時間があれば中央高速乗れる

13時過ぎまで滑り倒し、お昼にしました。お昼は事前に調べておいた「ウインターハウス大丸」さん。なんと焼肉定食が1000円ほどで楽しめます。しかも立地も良く、食後すぐ観光第3・サンライズエクスプレス・中央高速すべてにアクセスできます。

豚タン定食 1100円

カレーやうどん、新潟名物のタレかつ丼までもあるようで、とりあえずリピートが確定しました(笑)。親切なおばちゃんに見送られながら、まだまだ回したい中央高速目指して1時間弱で休憩終了し出発です。

メニュー また来ます
裏技?

早速中央高速をガンガン回すぜ!と意気込むと、トラブル発生。朝イチから張り切って小回りしすぎたのか、滑走中に脚がつってしまいました。休むのも面倒だし、と思案した結果、たどり着いたのがサンライズエクスプレスでした(笑)
下りのゴンドラに乗車し、そのまま上りのゴンドラに乗り、またそのまま下り線のゴンドラに乗って体力回復です。10人乗りの本革シートを貸し切り絶景を楽しめるサンライズエクスプレスのゴンドラは、それだけでも来た価値があったと思えるものでした。

景色のいい休憩所としても使えるサンライズエクスプレス

体力回復後は、ひたすらまた中央高速ループです。パトロールがモービルでけが人を運ぶ様子を何度も目にしましたが、主な現場は山頂ゲレンデのようでした。中央高速沿いのコースはそもそも人がおらず、事故などしようにもできない感じで快適でした。スノースポーツの至上命題は楽しむこと以上に怪我無く帰ることにあると考えているため、できるだけ混むコース・エリア・リフトには近寄らないのが私のポリシーです。

しかしこの中央高速、あまりにガラガラすぎてリフト乗り場のおじちゃんたちが営業中に雪合戦をしていました。山頂や第三EXPとは別世界です(笑)

1番搬器!

中央高速は16時終了とのことで、名残惜しいですがいったんナイター券購入も兼ねてロッカーへ帰ります。最下部のコースはシャビシャビで面白くないので、もちろんサンライズエクスプレス下り乗車です(笑)。

ロッカーは出し入れできるタイプで便利

 

ナイター券購入後、またサンライズエクスプレスに乗り始動です。昼間も景色がきれいでしたが、サンライズならぬサンセットも美しいものでした。

昼間の風景(サンライズ降り場から観光口側を望む)

サンセットタイムのサンライズエクスプレス

ナイターはガラガラのようで、日中常に待ちがあったサンライズ・観光第3とも待ちは皆無でした。完全に日が暮れるまでの時間が一番雪面が見づらく、日中できた段差や若干の起伏など、地形の情報がきちんとインプットできていないとかなり難しいコンディションだったように思います。

薄暮時 段差や起伏、雪質は知識勝負

しかし30分ほどで真っ暗になり、満月・スノームーンに照らされる中での夜景とゲレンデは最高でした。日が暮れるまではナイター照明がないコースも滑ってよいようで、実際の営業マップより広く滑ることができたのもよかったです。

魚沼平野の夜景とおぼろ月

19時のシャトルバスに乗るため18:35分ころに観光第3EXPを乗車し滑り納めました。帰り支度をし、バスに乗り込みました。

滑走ログ 137kmは自己ベスト

帰りの新幹線は思いの外混んでおり、指定席はA、C、E席に加えD席も所々うまっているようでしたが、お得意の新幹線オフィス車両には7人しか乗っていませんでした(笑)。夜遅いからか高崎・熊谷からの乗車もなく、快適に帰れました。帰りの新幹線を17時とかに乗ると、スキー客で混雑する列車に高崎・熊谷からのビジネス客も参戦しカオスになりますが、19:38発のとき344号は大丈夫のようでした。

ガラガラで快適なオフィス車両

記念スタンプを押してくれた

新幹線のスキーは、朝早くから滑れて帰りもボーっとしているだけで帰宅できるので最高です。コスト面だけが唯一のデメリットのようですが、高速代やガソリン、さらに運転する手間など考えるとそこまで損でもないような気もします。
いずれにしても、今日は晴れていて雪質も良く、最高のスキー日和でした。
石打丸山最高!!
最後に、自分のファーストトラック画像で勝手に作ってみたポスターを載せておきます。(笑)

石打丸山はいいスキー場です



 

【スキー日記 22-23】2023年1月3日 木曽福島スキー場 【Day4】

 
三が日に日帰りスキー

あけましておめでとうございます。
新年早々、正月三が日に木曽福島スキー場に行ってきました。チャレンジコースの一般開放が1/2に突然終わってしまったため、今シーズンはもうポールのないチャレンジコースは滑れない…と若干凹みながらも、木曽福島へ向かいます。道中の高速と国道はトラックが少なく、いかにもお正月休みの様相でした。

少し早めに9時頃に到着、駐車場はすでに第3の上部まで埋まっていて混雑がうかがえました。

チケット売り場もコロナ禍が始まって以来見たことがないような行列ができていました。今は年末年始期間で信州アクティビティ割(長野県のリフト券支援)もないためお客さん一人当たりの時間が短くスムーズですが、これからの週末にファミリー割など複雑な券種を購入するお客さんが増えたらどうなることやら…少し不安になりました。

チケット売り場の行列(モザイク処理しています)

ゲレンデに出ると連日の冷え込みと圧雪部隊の綺麗な圧雪によってなされた快適なバーンが広がっていました。
クルージングが楽しいシークレットCコースを回せる第2クワッドをグルグル回すのがお気に入りです。お昼前にはウインキーもゲレンデに出てきていて、とても楽しい雰囲気が広がっていました♪

大人気のウインキー


ゲレンデの状態は終日良い状態がキープされていました。ターンのたびに軽い粉雪が舞いあがる極上のコンディションでした。

混雑も駐車場が混んでいた割にそこまで、といった様子でした。クワッドの待ちは長くてもリフト乗り場の茶色い小屋を少し超える程度でした。どうやら下部のゲレンデやキッズパークを利用されたファミリーの方々が多かったようです。

第4駐車場も満車!コロナ禍になって以降、著者は初めて見ました

 

午後になっても緩まない最高のゲレンデ

シークレットA最上部には自然コブも

やはり4日からお仕事の方も多いようで、午後3時を過ぎたあたりから急速にゲレンデが空きはじめ、連休・週末最終日はおなじみのボーナスタイムが開催されていました。まだ冬至から近いこの時期は御嶽山に沈む夕日を眺めながらガラガラのゲレンデを楽しむことができ、まさに至高の時間でした。

サンセットが美しい クワッド山頂にて

今日も最終乗車まで大満足のスキーでした。帰路ではハッピー商品券でお土産まで購入でき、これ以上ない初滑りとなりました。

それではまた。

2500円毎に1枚いただける商品券(スキー場公式HPより引用)