【スキー日記23-24】2024年2月8日 湯沢高原パウダーと三山制覇で大満足!【Day8】

前日の夕方、ふとスノーフォーキャストの画面を見ていて、「明日の湯沢エリアはいいのでは…?」と思い立ち仕事を爆速で切り上げ、JRのパックプランを購入しました。自由席の往復とリフト券、レンタル1000円引きがついて8900円。とても割安です。寝るのも遅くなってしまいましたが気合で目覚め、6時36分東京駅発のたにがわに乗り込みます。

空席が目立つ、上毛高原でも降車が多くガラガラに

このたにがわ、直後に高崎以外通過のたにがわがあるため空くようで、自由席は最後まで埋まりませんでした。

埼玉にも雪がある

朝八時前に越後湯沢の駅に到着です。前の晩にやはり少し降雪があったようで、コンディションは良さそうです。

コンディション良さそうな景色

人でごった返していましたが、徒歩でスキー場へ向かう人は自分以外にいませんでした。シャトルバスの混雑とも無縁なのが湯沢高原のいい所の一つです。

温泉通りを歩く

スキー場に着き、QRコードリーダーにバーコードをかざしてリフト券とレンタル割引き券をゲットしました。

QRコードで発券できる

湯沢高原スキー場のロッカーはリターン式ではありませんが、何回でも開け閉めできる小さな取り出し口があります。上着などを取り出す際に便利です。

ロッカーもたくさん


のんびり支度をしていたら、8:40発の始発を逃してしまいました。

朝イチの布場 ここは湯沢か…?

布場ゲレンデで足慣らしをしてロープウェイ乗り場にいくと、修学旅行と鉢合わせてしまいました。

なんじゃこれ!というくらいの人に見えますがほぼ全員修旅です

ゲレンデに上がると、湯沢エリアとは思えないような、とんでもない最高のコンディションが広がっていました。圧雪は柔らかくかつ柔らかすぎず、パウダーは底付きがなく浮遊感がたまりません。そして何よりこの青空!昨日スキーに行くことを思いついた自分に感謝です。

最高のコンディション

多少曇るような予報でしたが朝のうちは良く晴れてくれて、前日の降雪のおかげもあって青と白のコントラストが美しかったです。

魚沼盆地まで見渡せる

そして何よりこのスキー場のいい所はパウダー競争率の低さで、なんぼでもパウダーを滑れてしまいます。これが他のスキー場ならすぐコブになってしまうところでしょうが、そもそも自分以外に滑る人がいないので何本滑ってもなくなりません(笑)。

ほぼ全て筆者のトラック

いたるところに端パウがあり、頑張って食べつくします。競争率が高いのは嫌ですが、低すぎるといつまでもなくならない(笑)。

水分が少なく、極めて軽い雪質

修学旅行は高原エクスプレスにはあまり乗らないようで、いつも通りの平和なキスゲコースでした。

高原エクスプレスからみたキスゲコース

晴れたり曇ったりを繰り返す天気でしたが、晴れると絵になる景色があちこちで見られました。ここは湯沢か…?

景色もきれい

高原エクスプレスの乗り場手前の端パウもたまりません…

高原エクスプレス乗り場から

一通り食べつくし、気温上昇と共に雪もメローな感じになってきたので、ガーラに行ってみます。湯沢高原とガーラを結ぶロープウェイ「ランドー」は毎時00,20,40分の発車で、湯沢高原のリフト券をアップグレードする際には直接改札に向かえばOKです。

谷をこえてガーラの南エリアへ

南エリアも朝イチはパウダーだったようですが、筆者が着いた11時半にはすっかり春の雪になっていました。日当たりって恐ろしい、、
初心者でごった返すメロディーをかき分けバルージュに乗り、北エリアへ。ガーラは初心者の海外からのお客さんが多いため、中央エリアばかり混んでいるようでした。
北エリアでも雪質は湯沢高原に比べると少し重めでした。しかしそれでもクワッドで快適に回せるので、スーパースワンのコブやブロードウェイの圧雪を数本楽しみました。

北エリア 空いてる

さらにリフトを乗り継ぎ、石打丸山へ向かいました。山頂ゲレンデからすでにシャビシャビで、最下部の観光口では水のようなゲレンデでした。一応湯沢高原とはつながっていて、同じリフト券で滑れるのですが…標高ってすごいですね。

完全に春の雪 まるで別の日

大好きな中央高速リフトに乗ってガーラへ帰ります。しかし観光口まできてしまうと、どう頑張っても4本以上のリフトに乗らないとガーラに帰れません。石打丸山のリフトは一本一本が短いなあ(笑)。

乗り継ぎが大変

サンライズエクスプレスに乗ると、やはりフカフカで感動します。

ふかふかのイス

中央高速は当然ガラガラなのですが、お昼時のため山頂高速も待つことなく飛び乗れました。

お昼どきは空く山頂高速 この日は3m/s運転でガッカリ

ガーラの石打丸山との境界エリアはガラガラでした。ここから一本北エリアのクワッド・ビクトリアを回してシャリオの乗り場まで行くスピードをつけ(笑)、シャリオに乗って下山コースの入口まで向かいます。

ローマンホリデーAコース

シャリオの山頂がかの下山コース「ファルコン」の入口になっており、シャリオもその連絡リフトとしての役割も多いようで、乗り場にも「ファルコン オープン」の看板がありました。山頂につくと、よほど迷い込む初心者の方が多いのでしょう、こんな写真付きの看板がありました。

こんな看板が

約3キロある下山コースですが、実際滑ってみるとかなりタフでした。幅が細いため小回りしかできないうえ、25度くらいの斜度がずっと続くので脚にきます。昼過ぎですら攣りそうになってしまいました(笑)。

でも滑りきった時の感動はひとしお

ゴンドラに乗って、上部エリアに戻ります。時刻は1時を回ったところでしたが、まだ滑り始める方もいるようでした。

お昼すぎのゴンドラはガラガラ

2機あるクワッドのうち、先ほどは向かって右側のバルージュに乗ったので、左側のソーシャブルに乗ってみます。

クワッド乗り場

ロープウェイまで時間があるので山頂へと向かってみました。山頂ゲレンデもガラガラのようでした。

山頂へ向かうペア 霧氷が綺麗

山頂の標高だとさすがに雪が緩まないようで、湯沢高原のようなコンディションです。

霧氷と雲

山頂から南エリア最下部のロープウェイ乗り場まで一気に滑り降ります。わずか5分で着いてしまいました。

ロープウェイ待ちぼうけ

湯沢高原に戻ると、朝の軽い雪がそのまま生きていました!やはりこのスキー場は雪質が良いです。

雪良い

石打丸山で雨混じりだったのがここでは完全に雪、身体が芯から冷えてしまったのでラーメンで体温回復です。

遅めのお昼

お昼を食べた後にゲレンデにでると、ガスが広がっていました。でも雪は相変わらず良く、ガンガン滑れてしまいます。

ガス

時折雪が舞いましたが、手ではらえるような軽い雪で、結晶が美しかったです。

石打では雨でも湯沢高原なら雪の結晶!

ライブカメラにもうつる

温泉街へ飛び込むような下山コース

 

最終まで滑る

5時に返却しても5時半の新幹線に乗れる

あっという間に東京駅

 

まさに思い立ったが吉日というような1日でした。これまで20年以上のスキー人生でトップ5に入るような素晴らしいコンディションだったことは間違いありません。それではまた。

 

【スキー日記23-24】2024年2月5,6日 まさかの都内でナイター満喫【Day6&7】

2024年2月5日、朝降り出した雨は昼ごろ雪になり、夜には23区でも10cmの積雪に。近所の公園に仕事帰りに寄ってみると、ナイターゲレンデが広がっていました。

戸山公園スキー場!

スニーカーで滑ってみますが、程よい斜度感で気持ちいい!底つきも気になりません。

スニーカーでも滑れる

緩斜面も気持ちよく、時間も忘れて夢中で滑っていましたが、突然雷鳴が。タワマンなどに囲まれていて危険なため、猛ダッシュで鉄筋コンクリートの建物へ避難しました。

10本程度滑ったあたりで雷鳴、超ビビって爆速撤収

結局雷が止みそうになかったので、そのまま帰宅しました。しかし帰り道にスキーして、吹雪に雷って雪国か!笑

雷鳴が轟く猛吹雪

 

 

翌日、また帰り道に公園に寄り道してみます。あまり期待はしてませんでしたがなんとまだ雪がのこっていて、地形遊びができました。

天然ハーフパイプ

四方をビルに囲まれているからか雪が溶けにくいようで、場所を選べばファーストトラックが残されていました。

メローなファーストトラック

まさか都内で滑ることができるとは…滑走日数も増えて嬉しい限りです。仕事帰りにフラッとナイターに寄れる環境って良いなあと痛感した2日間でした。それではまた。

 

【スキー日記23-24】2024年2月2日 平日に木曽福島リベンジしたら最高だった話&雪灯りの散歩道【Day5】

前回は混んでいてちょっとゲンナリしてしまった木曽福島に、平日に行ってきました。金曜日ですが以前のようなマスターデーではなくなっていました。火曜木曜のみがマスターデーに、水曜の誰でも安い日は維持されていました。
駐車場はガラガラ、第2に20台、第4に10台といったところでしょうか?ゲレンデも空いていてのびのび滑ることができました。

本当に空いているゲレンデ

リフトは金曜日だからか全搬器出動で快適です。雪質は硬めですがしっかりエッジの利く良いバーンでした。

シークレットA上部

シークレットAにはコブの目安のネトロンがセットされ、コブも楽しむことができました。木曽福島らしいピッチの広いコブで、コブビギナーの方でも滑りやすいのではないでしょうか。

コブレーン

下の写真のような硬めの雪と全搬器出動&晴れ…最高のスキー日和です。

御嶽も綺麗

最終乗車まで乗ろうとしたら、定刻の2分前に乗車が締め切られてしまいました。それ以外は完璧なスキーだったのですが…涙

帰りに、木曽町のイベント「雪灯りの散歩道」に行ってみました。数年ぶりに行ってみましたが、思ったより良かったです。

点灯前

17時半ころから氷の中のろうそくにひとつひとつ手で火がともされ、周りが暗くなっていくにつれて幻想的な景色が広がりました。

点灯後

木曽川沿いに、見渡す限りろうそくの明かりが繋がっています。とても綺麗でした。



昔と違い、営業している店が減ってしまった駅前の広場も、素敵な雰囲気になっていました。

木曽福島の駅 宿場町の旅情がある

平日の空いているゲレンデを楽しみ、帰り道にオマケまで楽しめてしまった最高の1日になりました。それではまた。

【スキー日記23-24】2024年1月28日 木曽福島で久々のリフト待ち!【Day4】

1月最後の日曜日、木曽福島スキー場に行ってきました。国道19号はガラガラ、ゲレンデもいつも通り空いているかな~と思いつつ着いてビックリ、駐車場が満車でした!(涙)
到着は10時半頃、普通なら第4に悠々止められる時間なのですが…木曽町民無料デーだからなのかな?

第5までビッチリ!運よくギリギリ止められた

ユキヤマアプリを使われている方の滑走ログを見てみると、クワッドの待ちは2分程度だったので、とりあえずゲレンデに行ってみます。

リフト待ち 本当に2分くらい

時間がもう遅めなこともあり、チケット売り場はガラガラでしたがクワッドには2分ほどの待ちがありました。木曽福島のクワッドは爆速4m/sで6秒おきに搬器が出発するので、見かけ以上に列がサクサク進んでいきます。
シークレットCには思いのほかパウダーもあり、例によってこのスキー場には競争率という概念すらないので、筆者が一人で独占です。小さいころから滑りまくっているこのシークレットCの端、地形まで熟知しきっていてストレスなく食い尽くすことができました。今年は最後の落とし込みのところの水路が埋まりきっておらず、初見だと危ないのでオススメしません。

シークレットCの端パウ

検定もやっていたようで、お昼の時間はガラガラに。遅めのお昼を食べて2時半頃クワッドに上がると、リフト待ちは完全になくなっていました(笑)。これだよこれ!これのために木曽福島まで来ているのです。

リフトも空の搬器が目立つ

結局最終乗車まで滑りました。

夕焼け

そして駐車場に帰るといつものように誰もいませんでした。

四時半ころの駐車場 例によって誰もいない

満車の駐車場にはビビりましたが、終わってみればいつも通りの楽しいスキーでした。木曽町民無料の日は要注意ですね。それではまた。

【スキー日記23-24】2024年1月5日 正月休み最終日なブランシュ【Day3】

正月休みも最終日、というよりお仕事の方も多い1月5日、ブランシュたかやまに行ってきました。行きの高速はガラガラ、駐車場も1,2段目の半分程度とそこまで混んでいなさそうな感じです。案の定リフト待ちは皆無で、前回よりも空いているのに加えスラロームコースも開いていて、快適に滑ることができました。

いい天気

スラロームコースは空いていて、時々人が滞留することもありましたがお昼過ぎにはそれもなくなりました。

北アルプスも見える

景色も良く、良いスキーでした。次はたくさんコースが開いている時に来たいです。それではまた。

【スキー場考察】ホワイトピアと鷲ヶ岳スキー場が合体して、"ワシトピア"が発動するのはいつ?

背景

岐阜県奥美濃のスキー場、ホワイトピアたかすと鷲ヶ岳スキー場は山頂でつながっており、数年前から共通券が誕生して相互に滑り込めるようになりました。共通券を使った際の滑走コースは26本と大変充実しており、リフトも高速クワッド5本をベースにペアリフトがバイパスをしていて輸送力・機動力も抜群です。

鷲ヶ岳スキー場とホワイトピアの境

しかし、「山頂で」繋がっていることのネックは雪不足によるオープン時期の遅れが起こりやすいところにあります。年内に開放されないことも多い印象があったため、とりあえず調べてみることにしました。

ワシトピアコースマップ(鷲ヶ岳スキー場公式HPより引用)

調査結果

調査は、インターネット(twitter、鷲ヶ岳スキー場のブログ)を用いて行いました。

  • '15-'16シーズン:1月24日
    共通券販売はこの年から始まりました。ピアができて24年目だそうです。
  • '16-'17シーズン:1月20日
    この冬は寒いもののなかなか降雪に恵まれない小雪シーズンでした。
  • '17-'18シーズン:12月16日
    2017年は11月上旬に「低温に関する早期警戒情報」が何度も発表されるなど信じられないほどの好スタートの1年となり、超多雪シーズンでした。
  • '18-'19シーズン:1月12日
    年末まで雪が降らない暖冬シーズンでした。
  • '19-'20シーズン:2月9日
    この冬も記録的な超雪不足に見舞われたシーズンでした。
  • ’20-’21シーズン:12月30日
    コロナ禍ではあったもののシーズンを通して雪に恵まれていました。29日の予定が、鷲ヶ岳の第2クワッド故障で延期され、30日になったようです。
  • ’21-’22シーズン:12月29日
  • '22-'23シーズン:12月29日
  • '23-'24シーズン:未定?(2023年12月30日現在)

調査結果

こうしてみると、これまでの7シーズン中で年内にオープン出来たのは3シーズンで、17-18のような多雪でなくても暖冬でなければ早い段階から共通券での滑り込みができるということがわかりました。
気になる今シーズンは、まだ現時点では発表がありませんが、年内か年明けの早い段階でのワシトピア発動に期待したいですね。
それではまた。

【スキー日記23-24】2023年12月27日 やっぱりガラガラのピアが最高【Day2】

世間の年末休みが始まって混む前の奥美濃に行ってきました。行先が、「ほぼ全面滑走の高鷲ダイナ」と「センターC(とHPには滑走不可と記載されてるけど滑れるセンターB)のみのホワイトピア」の2択でずっと迷っていましたが、結局空いていることが何より大事な気がしてピアを選択しました。
朝の東海北陸はスキー客で賑わっていましたが、ほぼ全員が高鷲インターで降りて156号方面にいなくなった時点で勝ちを確信しました。水曜日はダイナランドで半額デーをやっていることもあり、やはり高鷲ダイナは混むようでした。

8:15分頃 ガラガラ

支度をしてゲレンデに上がってみると、ハイシーズンのようなコンディションが広がっていました!ターンの度に上がる雪煙と白く染まった樹々が美しいです。

αクワッド山頂から

リフト待ちはもちろんなく、空の搬器が半分以上でゲレンデも上部はガラガラです。下部はエコーペアからの合流やパークでごちゃついてしまいますが、最後だけなのであまり気になりません。

ガラガラのゲレンデ

下部はごちゃごちゃ

端パウもエンドレスに食べ放題なのがピアのいいところです。競争率は終日0で、結局食べきれませんでした。

このほかにもパウだらけ

迷った相手の高鷲ダイナはまずまずの混雑のようで、αライナーで1分、ダイクワで5分ほどの待ちができているとのことでした。やはりピアにして大正解でした。

答え合わせ

レストランが混む前に早めのお昼にします。1000円分の食事券がついていたので、豚汁定食と鶏ちゃんを頂いてわずか400円と大変お得でした。家で食べるようなおいしさで、とてもよかったです。

お昼ごはん

午後になると一旦雪が緩みだしましたが2時過ぎから再び締まりはじめ、心地よくターンを楽しめました。非圧雪のセンターBのパウダーは終日腐ることなく、最後までたのしめました。

センターB

結局、コースよりも空いていることって大事だなと改めて感じた一日になりました。帰路は渋滞も皆無で快適でしたが、一緒に行った友達と「どうしてもたこ焼きが食べたい」という話になって各務原のイオンに寄り道して帰りました。たこ焼きが食べたい方、ピアのたこ焼き屋さんは14時クローズ、関SAのたこ焼き屋台は不定休だそうですのでご注意を(笑)。

高鷲ダイナは、穴場のチャンピオンクワッドが営業開始したら行こうと思います。それではまた。