【スキー日記22-23】2023年3月13日 ヒルトンニセコビレッジ滞在 ニセコスキートリップ【Day10】

ニセコでスキーを大満喫!

3月の平日、母とニセコにスキーへ行ってきました。朝5時に家を出て、空港へ。青組の我が家は千歳には大抵ANAで行きますが、今回はいい時間の便がないため仕方なくpeachで予約しました。千歳は雨と風で着陸が難しいようで、利用するフライトは条件付き運航となっていました。

まさかの条件付き運航

しかしピーチ、サービスも悪く機材も古く客層も良くないので、もう使うことはない…という印象でした。これからはピーチに乗るくらいなら前泊します(笑)

横風に煽られながらも何とか空港についてビックリ、羽田からの同じような時間のフライトは羽田に引き返していました。まさに紙一重、引き返した機内にも同じようにニセコなどのスキーリゾートへ向かうお客さんもいただろうと思うと少し気の毒です。

羽田に引き返したANA便

コンビニで食料を少し買って、バスに乗り込みました。ニセコ全山の8時間券と片道のバスで8,800円ととてもオトクなプランでした。乗車率は半分くらい、それでも空席はほぼなく、ギリギリ相席が発生しない程度でした。

 

ガスの中を進む

トイレ休憩に立ち寄ったきのこ王国は、雪解けが進む一方駐車場はカチコチのミラーバーンでした。観光客のような人たちが続々と転んでしまっていて、すこし危なかったです。

泥をまたぐ仮設の橋 地面は泥か氷かのダイハードコンディション

バス 立派

ルスツで半分近いお客さんが降車し、そこからは「道の駅 ニセコビュープラザ」「ニセコノーザンリゾート アンヌプリ」と停車して、ようやく目的地のヒルトンニセコビレッジに到着です。定刻より15分早く着きましたが、時刻にして13時過ぎ。なんと自宅から8時間以上もかかっています。

やっとついた

月曜日に着いたのですが、前の日曜日の晩が満室だったためアーリーチェックインはできませんでした。仕方なくロビーで時間をつぶします。

ロビー

この日は雨で、また部屋の準備が遅れていたこともあり、到着客とスキー場の雨宿り客がロビーに集中しプチカオス状態でした。ベルデスクやコンシェルジュも人手が足らず首が回っていないようで、あちこちから悲喜こもごもの外国語が聞こえます。そんな中ロビーのテレビから流れる国会中継は少しシュールでした。

外国人が8割なのにロビーでは国会中継(笑)

フロントには朝食の込み具合を教えてくれる注意書きがありました。やはり朝早い時間の方が空いているようです。明日は朝イチに行ってみようかな。


朝食会場の混雑具合

2時半ころ、部屋が空くのを待ちきれずに板やブーツの準備をしていると、やっとお部屋の準備ができました。ベッドにはこんな素敵なタオルアートが。

タオルアート
さあ滑るぞ!

ちょうど雨も上がったので、3時半とだいぶ遅めですがゲレンデに繰り出します。この日はゴンドラが動いておらず森のチェアが替わりに運行されていました。

森のチェア 普段は乗れないレアリフト

雨あがりの雪は、よく走ってとても気持ちがよかったです。森のチェアは上部の急斜面にもアクセスできる痒い所に手が届くリフトで、普段運航してもいいレベルで効率よく滑れます。1kmの固定循環リフトですが、足置きもあり速度もまずまずなので、そこまで苦痛ではありません。リフト乗車が8分、滑走が1分の9分ペースで回せます。

森のチェアで「だべさ」を滑る


ニセコビレッジの下部ゲレンデは緩斜面で、のんびりしているだけでなく、ゴンドラが3本も走っていたりと見どころ沢山なのに加えコースが迷路のようにつながっていて、誰でも楽しめると思います。森のチェアからはビレッジエクスプレスとアッパービレッジゴンドラ両方の山頂駅を左右に眺めることができて、面白いです。

ビレッジエクスプレス 山頂駅

アッパービレッジゴンドラ 山頂駅

さすがに雨上がりで羊蹄山はよく見えませんでした。森のチェアは4時で終了のため、ナイター営業しているバンザイチェアに乗り込みます。すると道中でこんな看板をみつけました。

面白い看板 皆ちゃんと読むようでこの先のコースはガラガラに

なんと、このコースは「ザ・リッツカールトン」に泊まっている人でないと滑らない方が良い、という旨のことが書いてありました。いやいやそんなことないだろ、滑ってヒルトンに帰れるやろ、と思って滑り込んでみます(笑)。

そのコース 橋があっておもしろい

このエリアはもともとコースではなく、リッツの開業に合わせて新規にオープンしたエリアのため、他のコースと違ってだだっ広かったです。降りていくと予想通りヒルトンからビレッジの飲食店街を挟んだ反対側にでました。
そしてもちろん、そのまま滑ってヒルトンに帰れました(笑)。ただビレッジからヒルトンに至る帰路が少し分かりにくいのとスケーティングの技術を要するため、あの看板は初心者の方も多いニセコビレッジエリアならではの配慮といった感じでしょうか。

ビレッジエリア

ヒルトンのレストランを横目に水平移動し無事帰還

せっかくなので、どんなお店があるか少しビレッジを探検です。超リゾート価格なのかと思いましたが、セイコーマートのサンドイッチやお土産などをほぼ定価で売っているミニコンビニみたいなお店もあり、普通に便利そうでした。

ニコンビニの品ぞろえ

飲食店もあるようで、ホテルのごはんに飽きたときにはいいかもですね。

焼き肉屋のメニュー


ビレッジの探検を終え、またバンザイチェアに乗って夕方のゲレンデを楽しみます。

バンザイチェアで回せる中斜面

この日は出だしが遅かったため珍しく回数券2セット(1900円×2=3800円)で滑りました。そのため一本一本いつもより味わって、ありがたく滑ります。

 

照明は17時に点灯

またリッツ専用コースにきてしまった

回数券なので8本しか乗れませんでしたが、それでも原生林を駆け巡るように入り組んだコースを一通り滑り、大満足で初日終了です。明日は羊蹄山を見ながらたくさん滑りたいな。

部屋からの羊蹄山
美味しい夕飯と誕生日ケーキ

スキー場から乾燥室(スキーバレー)までは徒歩0秒、自動ドアを開けるとすぐ板とブーツを預かってもらえます。部屋で待っていた母にビレッジのコースの楽しさを熱弁しながら、予約していた夕食レストラン「̪シサム」へ向かいます。

ビール おいしい

天心のセットと刺身セットを注文、2人でおなか一杯になるほどの量でした。食べ終わってのんびりいていると、どこからともなく♪ハッピバースデートゥーユー…と歌声が。レストランのお兄さんたちが母のバースデーケーキを持ってきてくれました。
美味しいケーキに舌鼓を打ち、売店でデザートにニセコミルク工房のアイスを買って初日は終了です。

ミルク工房のアイス おいしい

明日は今日と打って変わって超いい天気の予報、楽しみです♪