背景
岐阜県奥美濃のスキー場、ホワイトピアたかすと鷲ヶ岳スキー場は山頂でつながっており、数年前から共通券が誕生して相互に滑り込めるようになりました。共通券を使った際の滑走コースは26本と大変充実しており、リフトも高速クワッド5本をベースにペアリフトがバイパスをしていて輸送力・機動力も抜群です。
しかし、「山頂で」繋がっていることのネックは雪不足によるオープン時期の遅れが起こりやすいところにあります。年内に開放されないことも多い印象があったため、とりあえず調べてみることにしました。
調査結果
調査は、インターネット(twitter、鷲ヶ岳スキー場のブログ)を用いて行いました。
- '15-'16シーズン:1月24日
共通券販売はこの年から始まりました。ピアができて24年目だそうです。 - '16-'17シーズン:1月20日
この冬は寒いもののなかなか降雪に恵まれない小雪シーズンでした。 - '17-'18シーズン:12月16日
2017年は11月上旬に「低温に関する早期警戒情報」が何度も発表されるなど信じられないほどの好スタートの1年となり、超多雪シーズンでした。 - '18-'19シーズン:1月12日
年末まで雪が降らない暖冬シーズンでした。 - '19-'20シーズン:2月9日
この冬も記録的な超雪不足に見舞われたシーズンでした。 - ’20-’21シーズン:12月30日
コロナ禍ではあったもののシーズンを通して雪に恵まれていました。29日の予定が、鷲ヶ岳の第2クワッド故障で延期され、30日になったようです。 - ’21-’22シーズン:12月29日
- '22-'23シーズン:12月29日
- '23-'24シーズン:未定?(2023年12月30日現在)
こうしてみると、これまでの7シーズン中で年内にオープン出来たのは3シーズンで、17-18のような多雪でなくても暖冬でなければ早い段階から共通券での滑り込みができるということがわかりました。
気になる今シーズンは、まだ現時点では発表がありませんが、年内か年明けの早い段階でのワシトピア発動に期待したいですね。
それではまた。